今回は、30代さんが、家の真横を通るトラックがうるさいので、実践した騒音・振動対策をご紹介してみます。騒音対策として、役場に電話相談すると、デコボコな道路が舗装され、トラックの騒音・振動問題が解決したそうです。

家の真横を通るトラックの騒音問題

私の住んでいる家は、小さな一車線道路の真隣に建てられている三階建ての一軒家です。

小さな一車線の道路ですので交通量も少なく、騒音とは無関係の様に思われがちですが、そんな事は全くなく、むしろ毎日騒音に晒された生活でした。

なぜそんな事になっているのか、それはそこの道路が抜け道として使われているからです。

その道路は、大通りの道路から一本中に入った所にあり、大通りを通るよりも信号にひっかかる事なく短時間で通る事が出来るのです。

そして、その通りはトラックの走行が多く、日々運転しているドライバーであればその道を発見するのはとても簡単な事なのです。

トラックが走行する音というのは、一度気になってしまうと、どうしても耳に残ってしまい通り過ぎて行くたびに気に障ってしまいます。

更に狭い土地に建てられた3階建ては、細長い作りになっている為大きなトラックが通る事で、騒音以外に振動もかなり気になっていました。

地震か!?と思う程の揺れでした。

そんな騒音達から解放されるには、引っ越すという方法しか思い浮かばず、あきらめかけていました。

しかし、ある日たまたま訪れた役場の窓口に「気になった事は何でもご相談下さい」と描かれたポスターが張ってありました。

役場でトラックの騒音を相談

「何でも」とは書かれているものの私が気になっているその事は「何でも」に当てはまる内容なのだろうか。

そう書かれているのを鵜呑みにし、相談に行った所でいやいや違うでしょ、と思われるのも何だしな。。など色々な事が頭によぎり、考えに考えました。

しかし、考えた所で、自分では結果を生み出す事はできません。

言って駄目ならそれまでの事、ダメ元で聞くだけ聞いてみようと思い、一度家に帰ってから電話をかけてみました。

もしそれが若い頃だったら、そんな行動には出れなかったかもしれませんが私ももう30代、何かと図々しくなってきていますので、決意が出来ました。(笑)

とは言え、何となく顔を合わせては言いづらかったので、誰か分からないように電話で、しかも通知番号が出ないように電話をかけました。(笑)

すると思いの他、役場の方は熱心に話しを聞いてくれ、その道路の場所を教えて下さいとの事でした。

現場を調査し、どうにかなるものであるか検討をしてみます、との事で電話を切りましたが、どう検討するのだろうか。

トラックの走行を禁止する訳にはいかないだろうし、速度制限の看板もちゃんと立てられています。

道路工事が始まる

話を聞いてくれたものの、検討結果は変わらずなのであろう、とあきらめの気持ちでいました。

しかし、それから数週間が経った頃、何とその道路が工事を始めたのです。

朝から夕方まで毎日その工事は行われ、翌月には新しい道路が完成していました。

何とその工事は役場の人が検討した結果だったのです。

元々そこの道路はアスファルトの道路でしたが、ボコボコとしており、乗用車が通るだけでもガタガタと揺れる走りづらい道でした。

それを平らにする工事を行ってくれたのです。

始めは、なぜ騒音の改善が道路の工事なのだろうかと疑問に思っていましたが、大きなトラックが、そんな道を走ればガタガタと揺れ騒音が発生する、という見解に至ったのだと、実際に自分がその道を走ってみて気がつきました。

トラックの騒音問題解決

新しく綺麗になった道は、何の振動もなくスムーズに走る事が可能となっていました。

そして、その結果トラックが走っても以前のような騒音は起こらず、一層音が気になっていた夜になっても、その音が気に障る事は無くなっていました。

更に一石二鳥で、振動も全く気にならなくなっていました。

まさかの解決方法だったので、びっくりしましたがちゃんと解決に至っているその方法は、さすがのものだなと関心してしまいました。

私の考えだけでは、そんな考えは思い浮かびませんでした。

何となく目に入ったポスターでしたが、その訴えに従い相談してみて本当に良かったです。