今回は、40代自営業(男)さんが、ピアノとテレビの音が非常にうるさいので、考えた騒音対策をご紹介してみます。騒音問題対策として、1.騒音問題の苦情は複数人で訴えた方が効果が高い、2.ピアノ教室等の騒音であれば防音設備の導入を促してみる、3.騒音を発生する人が居なくなるのをひたすら待つ、4.耳が遠い人用の高齢者向けスピーカーを手元に持たせる、等が挙げられるそうです。

ピアノとテレビの騒音問題

私は40代の男性で自営業をしております。

住んでいるところは、生まれてからずっと東京です。

これまで経験した騒音の問題は、隣の家で夜に生のグランドピアノを弾いている人と、さらにほかには、近くのところで大きな音量でテレビを見ている人です。

テレビの騒音問題の犯人は、なんと当時家の1階に住んでいた私の祖母のことなのですが、加齢で耳が遠くなっていたのです。

ピアノ騒音問題の解決方法

騒音問題の苦情は複数人で訴えた方が効果が高い

隣の家が夜に生のグランドピアノを弾いていてうるさかった騒音問題ですが、これは私の家の家族が直接注意したようです。

すると、あっさりピアノの騒音はなくなりました。

後で聞いてみると、ほかの近所の家の人たちも何人か、その家のピアノがうるさいと注意したようです。

ここから考えられるのは、騒音問題で困っている時は、ほかの近所の家も同じ騒音問題で困っていないか、確認してみることです。

騒音問題の苦情を言うときは、一人で言うようりも、複数人で訴えた方が効果が高いと思われます。

苦情を言われた側は、複数人から苦情が来ると、近所の多くの人に迷惑をかけているのでは?と深刻に受け止めてくれやすいです。

逆に一人だけで苦情を言うと、苦情の効果が薄いように感じます。

騒音問題の当事者からすると、一人だけの苦情では、ただの神経質な人間が一人いるとだけ考えてしまうようです。

ピアノ教室等の騒音であれば防音設備の導入を促してみる

後、ピアノがうるさかったその家は、ピアノ教室をやっていました。

ピアノ教室などで、普段から楽器の演奏で音を出している人は、騒音問題に対して敏感な人が多いようです。

そのため、騒音の苦情には、しっかり対応する人が多いようです。

しかし、ピアノ教室をやっている家でしたので、昼間のピアノ教室の演奏の音は消えませんでした。

昼間に多少音がうるさい場合は、仕方がないですね。

防音設備をつけてくれと言ったら良かったかもしれません。

ピアノ教室をするぐらいの専門家であれば、防音設備について考えてくれそうです。

テレビの騒音問題の解決方法

騒音を発生する人が居なくなるのをひたすら待つ

テレビの騒音問題の解決では、相手が同じ家の家族の祖母でしたので、なかなか苦戦しました。

結果としては、その祖母は認知症で介護が必要になり、施設に入るようになりましたので、それと同時にテレビの騒音問題は解決しました。

テレビの騒音では、相手が老人の場合は、もう老い先が短いので、いつの間にか亡くなっていて、騒音問題が自然解決することが多いようです。

今の高齢化社会では、多くの人に参考にしてもらいたい話ですが、これは相手の老人がいなくなるのをひたすら待つと言う方法ですから、根気のいる話です。

それからその後、今度は自分の母親が高齢になり、大音量でテレビを見だすという問題が発生しました。

高齢化社会の問題の一つになりそうです。

耳が遠い人用の高齢者向けスピーカーを手元に持たせる

またもや遭遇したテレビの騒音問題に勘弁して欲しくなったのですが、ある日、近くの家電量販店で耳が遠い高齢者向けのスピーカーが売られているのを発見しました。

家のパソコンでインターネットを見てみると、ネット通販でも耳の遠い高齢者向けのスピーカーが何種類も売られています。

本当に耳が遠い高齢者に聴こえやすいスピーカーなのか、半信半疑な部分がありましたが、そのスピーカーは高音域を強調して鳴らすようです。

耳が特に悪くない私が聞いてみると、高い音がキンキンして聴こえます。

人間というのは、年を取ると高音域が聞き取りづらくなるようです。

そのため、テレビの音量を必要以上に大きくしてしまうそうです。

そこで、高音をキンキンに強調する高齢者向けスピーカーが出てきたようです。

今現在も耳が悪い母親は、そのスピーカーを利用することで一応、テレビの騒音問題が解決しました。

高齢者向けスピーカーのサイズ自体は小さく、手で持って自分がテレビの音を聞きやすい場所に置くことができます。

それにより、私の方は、うるさいテレビの音をスピーカーから直接聞かなくて済むようになりました。