今回は、50代会社員(男)さんが、騒音問題を解決した方法をご紹介してみます。騒音問題を解決した方法として、1.直接その住民に抗議に行く、2.改善の要望を手紙で出す、3.部屋の契約条件に騒音について盛り込む、等を実行したり、考えたりしたそうです。

騒音問題の内容

50代会社員、男性です。

住まいは愛知県です。

マンションの隣人が出す騒音について、解決した時の話です。

騒音問題の経験は2つあります。

1つ目は、自分の部屋の階上の人。

楽器が耳障りでした。

ギターを弾いていて音が響きます。

また、太鼓(?)の音がします。

こちらはゲーム?(太鼓の達人)と想像されます。

時間帯は夜8時~翌朝2時ころまでが多かったです。

2つ目は、自分の部屋の階下の人。

大声を出し喋り続けています。

それが日本語ではなく、おそらく外人。

言葉のニュアンスでは東南アジア系と思われます。

男女の声がしたり、複数人の声がしたり、一体誰が住んでいるのか不気味な感じです。

時間帯は、夜11時~翌朝4時ころまでが多かったです。

これら2つの騒音問題については、それぞれ解決方法が違いました。

騒音問題解決の経緯

騒音を出している側は、自分が人に迷惑を掛けているという意識がありません。

なので、まずは人に迷惑を掛けているということを判ってもらうことが必要です。

自分の経験として述べますと、

・1つ目の方は、音がしているその時点で、直接相手の部屋に抗議に行きました。

インターホンを鳴らし、相手が応じるのを待ちました。

初めは無反応でしたが、2,3回目にインターホン越しに会話しました。

とりあえず相手の顔が見えないので、口調は柔らかく「音を出していらっしゃいますよね。夜中は皆さんが寝られませんので、控えていただけますか?」と。

相手も「すみません」と言ったので、わかってもらえたようです。

しかし、その後、再度音がうるさくなりました。

同じくインターホン越しで抗議しました。

今回は、口調をきつくして「以前もお願いしましたよね?(静かに)お願いしますよ。」といった感じで。

結果、この後は、音がしなくなりました。

・2つ目の方は、直接相手の部屋に抗議に行くことをやめ、マンション管理会社の担当者に相談する方法で進めました。

この方法のメリットは、自分で動かなくても良く、抗議により逆恨みされて、トラブルになることは避けられます。

管理会社のやり方は、まず手紙をポストに入れる。

この内容としては(すべての住人に対するお願いといった形で)「騒音に関する苦情が近隣から出ています。夜中の物音はお控えください」といったもの。

これでは騒音を出している当人が自分のこととして自覚できません(これは効果が無い)

音が止まなかったため、都度管理会社に何度も話をして対応を依頼しました。

その後の対応は、直接部屋に手紙を投函する。

(口調もややきつくする)、部屋に出向いてもらい、インターホンで呼びかける。

残念ながらインターホンに応じる事は無く、直接話が出来なかったとのこと。

初めに書きましたが、住人が外人らしく、日本語が判らないのでは?という話になり、英語での抗議文も出してもらいましたが、効果がありません。

その人の母国語が判る方に母国語で文面を書いてもらい、手紙を出してもらいました。

結果、音が止むようになりました。

住人と直接話をしていないので、本当に当人が状況を理解したのかまでは確かめられませんが。

まとめ(騒音問題を解決した方法、解決手段)

以上の結果と、また見聞きした内容も踏まえてまとめますと、

(1)直接その住民に抗議に行く

・タイミングとしては、音がしている時に行く。(言い訳をさせないため)

この方法のメリットは、自分が騒音行為を行っている時に指摘されるので、強く意識をしてもらえることです。

時間が経ってから(翌日に)行っても、「そうでしたっけ?」と言われればそれまでです。

・言い方としては、最初は穏やかにお願いする姿勢で。

変わらなかったら、段々と強く抗議する。

・(出来れば)複数人で行く。

他の部屋の人と一緒に行くのがベスト。

皆が困っているということを印象付けるため。

管理人さんがいるのであれば、その人に頼む。

・メリットは、騒音を出している当人が、人に迷惑を掛けていることを実感し、改善をしてもらいやすいこと。

デメリットは、住んでいる人の性格によっては、トラブルに発展する可能性があること。

・当の本人に直接話すわけですので、効果は高い方法です。

(2)改善の要望を手紙で出す

・この方法は、マンション管理会社に出してもらうのが良い。

個人でやると嫌がらせと受け止められる可能性もある。

・出来るだけ具体的に(何時にどんな音がしていたか)書く。

周りの人が(何人も)困っているということを理解してもらえる様に書く。

・メリットは、直接会話しなくて良い。

口論になることは無い。

デメリットは、時間が掛かること。

管理会社も強制的に抗議する力はないので、ソフトにやんわりと対応します。

だから、住人に理解してもらえなかった場合、何度も手紙を出すことになり時間が掛かります。

(3)その他(部屋の契約条件に騒音について盛り込む)

部屋を契約する時の条件として、騒音問題が出た場合、部屋を退去してもらうことを付ける。

実際、このような物件も見たことがあります。

住人が騒音問題について気を付ける様になり意識が高まります。

問題が起きても管理会社が遠慮せず動くことになります。

最後に注意点として、

・やってはいけない事として、自分も音を出して(例えば床を踏み鳴らす、壁を叩く)相手に抗議するのはダメです。

相手が感情的になるか、警戒感を抱いてしまい、音を止めるという行為につながりません。

逆に相手から抗議されてしまう可能性もあります。

・いかに周りが迷惑しているかを自覚してもらう方法を取ることが大事です。