今回は、30代パート(女)さんが、どこでも騒音に悩んだので考えた騒音問題解決方法をご紹介してみます。騒音対策として、1.ワイヤレスのヘッドホンを装着、2.直接訪問する、3.睡眠導入剤を服用、4.寝る位置を変える、5.鉄筋コンクリート造の住まいを選ぶ、等が考えられるそうです。
どこでも騒音に悩む
30代、パートで働いている主婦(女性)です。
東北のなかでも田舎に住んでいます。
これまで、実家暮らし、寮暮らし、アパート暮らしをしてきましたが、どこでも騒音には悩まされました。
実家暮らしの時は、父が映画好きで、自宅の自室で大音量でDVDを再生していたのが苦痛でした。
私は、父の隣の部屋だったので、重低音が壁と床に振動で伝わってくるのです。
相手が父親なら、「音量を下げてほしい」と言いやすいのですが、それでも父は傍若無人な人で、毎回まずは大音量で流すのです。
いくら家族といえど、気を使ってほしいですよね。
ワイヤレスのヘッドホンを装着
対策としては、ワイヤレスのヘッドホンを購入してつけていました。
耳を覆うがっしりした形状のものは、やはり外の音を遮ってくれます。
自室で好きな音楽やテレビの音を聴いて、紛らわしながら過ごしました。
ただし、外の音を消すために、ヘッドホンで何を聞くかが問題です。
絶えず外の音を消し続けてくれる音楽はなかなかありません。
曲や音の切れ間に、隣室からの音が入ってきます。
なので、一時的な紛らわし程度のものでした。
ヘッドホンは体勢によっては頭から落ちてきますし、なんでこんなにしなきゃいけないんだ、と、逆に怒りがわくこともありました。
私は使ったことはありませんが、ノイズキャンセリングヘッドホンなるものもあります。
壁に取り付ける消音スピーカーやノイズキャンセラーという商品もあるそうなので、試してみるのもいいかもしれません。
ご近所さんの騒音に悩む
実家暮らしのときは、ご近所さんにも悩まされました。
一軒家から道を挟んで私の家の中まで聞こえてくるのですから、相当です。
おばあさんの「やめてくれ」という声、何か叩いているようなガン!という音、何かを叱っているような怒った声。
想像するに、高齢者虐待をしているような声なのです。
この騒音は、音量もさることながら、音の内容を想像すると怖いので、耐え難かったです。
とても緊張したのですが、意を決して、そのお宅の玄関に行き、ピンポンを鳴らしました。
年配のご夫婦が出てこられたので、「大丈夫ですか?何か声がするのですが」と言ったら、「大丈夫です!」と連呼され、追い出されたという感じです。
それ以来、不穏な声は聞こえなくなりましたが、お家の中の介護問題という、もっと根深いものが感じられました。
プライバシーにかかわる音というのは、いろいろ考えてしまいますね。
寮暮らしで眠れない時
聞こえる音自体は酷くなくても、自分の状況によって、騒音に感じてしまう、ということもあります。
寮暮らしの時、私は早朝のアルバイトをしていました。
翌朝に備えて早めに就寝したかったのですが、それだと他の人と生活習慣が合わず、寮生のワイワイガヤガヤした音で、なかなか寝られませんでした。
でも、みんなが談笑しているのに苦情を言うのは気が引けます。
そもそも私が、寮暮らしをしながら他の人とは違う生活リズムをしようというのも無理があるのかもしれません。
睡眠導入剤を服用
その時は、とにかく「眠る」ことに重点を置き、市販の睡眠導入剤を服用しました。
深い眠りに落ちることができればこっちのものです。
100円で買ったスポンジ状の耳栓は、人の話し声はあまり遮ってはくれませんでした。
ですがだんだん、他の人の生活もバラバラになり、夜の談笑自体聞こえることが減ってきたので問題は解消されていきました。
自分の性格上難しいところですが、人によっては、騒音と思うものに耐えるより、ワイワイガヤガヤのなかに自分も入ってしまう、という手もあったのかもしれません。
木造アパートの騒音
木造のアパートの住まいは、隣の部屋の話し声の内容まで聞こえてきます。
これだけ聞こえるということは、自分の部屋の音も隣に筒抜けということです。
引っ越して早々、私は風邪をひいて、特に寝る前、咳が止まりませんでした。
あるとき、ばったり会った隣の部屋の住人の方に、「いつも部屋で咳してません?」と聞かれました。
自分が騒音を出す側になってしまっていたのです。
とはいえ、私もお隣さんの生活音が聞こえ過ぎるのが気になっていたので、対策を講じました。
寝る位置を変える
間取り的に、ベッドの位置は隣の部屋との壁に平行する位置が自然だったのですが、幸い角部屋だったので、反対側にベッドを移動し、壁から直に感じる音から少しでも遠ざかることを優先しました。
あとは、申し訳程度ですが、元のベッドのあった位置に家具などを置き、音を吸収してくれないかな、と期待しました。
テレビには常に、コードの長さが3.5メートルのヘッドホンをつけています。
パソコンも常にイヤホンをつけています。
自由な動きを優先するときは、ランニングを想定した、ヘッドホン一体型のウォークマンが、コードを気にせず使え、頭からずり落ちないので気に入っています。
音が気になる人は、木造は本当に音を通すのでダメです。
やはり鉄筋コンクリート造の住まいを選ぶべきでしょう。
また、自分の生活時間や、どういう音が気になるのか、というのも整理して、住む場所を選ぶことができたらいいと思います。